破ってはいけない   
友人が、日本から本を送ってくれました。
それを聞いてから、いつかな〜、今日くるかな〜、と毎日楽しみにしていました。

そろそろ届いてもいい頃だなあと思いながら、寮の玄関にある郵便受けを覗いたのですが、何も入っていませんでした。
本だから郵便受けにも入るでしょうが、EMS（国際スピード郵便）らしいので、家にいない場合は不在伝票が入れられるのだと思っていました。（よくは知りません）

まだかあ、と思って部屋に向かおうとしたとき、郵便受けの隣にある小さい棚に目が止まりました。
そこには、無料で配付された情報誌など、いらないと思われたものが放置してあります。

その下にちらっと見える封筒のようなもの。
もしや・・・。

！

私の名前が書いてあります。
その友人からです。

その週刊誌が配付されたのが昨日でした。
それらの下にあるってことは、昨日からあったんでしょう、たぶん。

どうしてこんなところに放置していくのです（怒）
しかも、封筒ビリビリに破られてます。
既に、封筒としての役割を果たしていません。
誰がこんなにめちゃくちゃに開けたのですか！

まあ、とりあえず中身は無事でしたが・・・。

こういうことが起こりうるとは聞いていましたが、初めての体験でした。
うーん、やはりここはドイツなのだな・・・と思いました。
油断してはならないのです。
2005/01/18(Die)  



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