ショッピングの落伍者 |
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| | 昨日の夜は、日本学科の学生主催で《忘年会》という名のクリスマスパーティ(?)が行われました。 食べ物、飲み物は持ち寄りでした。
今まで、誕生日パーティや、食べ物持ち寄りの集まりなどのときは、一応日本人代表として、巻き寿司を持っていったりしたのですが(日本人が私だけでしたので)、今回はやめました。 他にも、日本人の方たくさんいらっしゃいますし、わざわざ料理の下手な私が作ることもないだろうと思ったのです。
しかも、日本人学科の学生もあなどれません。 聞いたところによると、以前何人かで集まって寿司を作ったとき、なんと、中身にいくらを使ったというではありませんか。 いくら・・・。 スーパーで売ってるのを見たことはありますが、高くて、手を出したことはありません。 私が作る巻き寿司の中身といえば、卵、きゅうり、ツナ、です。 庶民派です、ええ。
そんなわけで、今回は買ったお菓子を持参しました。
甘いものはいっぱい集まり、最後まで残っていましたが、 お寿司や餃子、卵焼きや唐揚げはすぐになくなっていたようでした。 私はどれにもありつけず・・・。 非常に、残念でした。
さて、今日は土曜日ですが、ゆっくり寝てもいられません。 クリスマスプレゼントを買いに、ちょっと遠出して、大きな街まで出ることにしたからです。 9時頃には寮を出発しました。
この時期、クリスマスプレゼントを買う人やクリスマスマーケットを訪ねる人で、街中はすごい人なんだろうなあと思っていましたが、まさにその通りでした。 特にデパートの中はすごかったです。 新宿伊勢丹の初売りセールを思い出しました。
クリスマスは、以前ホームステイしていた家族をまた訪ねるので、家族にあげるプレゼントを買いたいのです。 しかし、何にするかなど、全然決まっていません。 歩いていれば何かいいものが見つかるかも、などど思っていましたが、そうはいかないものですね。
ふと思ったのですが、私はどうも《買い物》が好きではないようです。 何かを買った満足感より、浪費した時間や疲労感のほうが遥かに大きい気がするのです。 電車に乗って出掛け、気に入るものが見つかるまで店を回り、買うかどうかをものすごく悩み、店を行ったり来たりし、体も神経もぐったりして帰ってくる、というのがパターンです。
特に衣服を買うときが最も疲労度が大きいです。 試着という、さらに面倒くさい過程が必要ですし。 店員さんに話しかけられるのも苦手です。
唯一、買い物に行って、満足して帰ってくるのは、本を買いに行ったときくらいだと思います。 本の場合は、疲れを感じません。 2,3時間、本屋の中で迷っていても、時間の浪費だとは思いません。 早速帰りの電車の中で本を開きます。
洋服ですと、家に帰っても試着なんてまずしません。 母に 「買ってきた服、着てみせてよ」 と云われても 「あ〜、そのうちね」 と云って、実際に着て出掛けるときまで、袋に入ったままです。
洋服に全く興味がないわけではないのですが、 《買いに行く》のが好きではないのです。 こんな人間はおしゃれにはなれません。
ドイツ、やばいです。 楽過ぎます。 ジーパンにセーターな学生がほとんどです。 手抜きな格好(?)をしていようと、誰も気にしません。 それが普通ですから。
・・・日本に帰ったときがちょっと怖いですね。
話がだいぶ逸れましたが、 今日もたっぷり疲れ、目的はほとんど果たせずに帰ってきました。 クリスマスマーケットを見られたので、まあよしとします。
それにしてもプレゼント、どうしましょう・・・。 今年は、《Weihnachtsstress》という言葉の意味がちょっとわかったような気がします。
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2004/12/18(Sam)
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