女性たちの沈黙 |
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| | 「言語学入門」です。 今日のテーマは、「社会言語学」です。 例えば、地域によって方言がありますし、年齢によっても若者言葉がありますとか、そういったことについてです。(説明になっていませんが)
性別によっても言語に違いがある、という話になったときです。 そこで、いくつかの調査によって明らかになったことが紹介されました。
・大学1年の女子学生は、男子学生より、黙っていることが多い。 ・女性は、会話の最中(異性が混じっている場合)発言の回数が少なく、発言自体も短い。 ・女性は、男性より、人の話を遮ることが少ない。 ・女性は、遠回しな表現を使う傾向がある。
これを聞いて、ある男子学生が一言。
「夢のような女性だなあ・・・」
さて、この授業、もう来週が試験です。 そしてその日に「学習日記」なるものも提出しなければなりません。 いくつになっても、計画性のない私。 果たして間に合うのでしょうか・・・?
午後はロッテ(仮名)とのタンデムです。 今日も、ミヒャエル(仮名)とケンジ(仮名)のペアと一緒に行いました。 ロッテに汚い言葉は覚えてほしくない、と云っていた私ですが、今日は私がそんなドイツ語を教えられてしまいました。
ケンジの電子辞書をいじりながら 「すげー。『○○○』まで載ってるよ」 とミヒャエルが云うので 「『○○○』ってどういう意味?」 と訊いてみたのです。
そしたらロッテが 「あ・・・その言葉は、口に出さないほうがいいわ・・・」
ミヒャエルの差し出した辞書を覗いてみると、罵り言葉といいますかいかがわしい言葉といいますか、とにかくそんな日本語訳が載っていました。 う・・・。
とりあえず、消去しようと思い、電子辞書のはじっこにあるキーを押しました。 私の電子辞書の削除キーはその辺なのです。 ケンジの電子辞書は新しいタイプで、私のと違います。 (私が購入したときは、そのタイプひとつしかありませんでした)
すると画面に表示されました。
「登録されました」
登録してどうするんですか、私!
「間違った・・・。登録しちゃった。」 と云うと、爆笑するミヒャエル。
ごめんよ、ケンジ。 こんな単語が登録してあるのを他の日本人に見られたら、君の人格が疑われそうですな・・・。 しかし、新しいタイプには、登録機能なんてついてるんですね。
19時頃、寮に戻ってきました。 すると、あるじゃないですか、玄関に張り紙が。
「木曜、7時半から9時、12時から12時半、シーツ交換」
・・・今までずっと見過ごしていただけだったのでしょうか。 憤慨してすみませんでした、寮母さん。 そんなわけで、明日こそシーツ交換です。
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2004/12/01(Mit)
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