部屋に電話線が繋がれた日   
今日は「外国人のためのレポート作成の練習(Übungen zum wissenschaftlichen Schreiben für ausländische Studierende)」なる授業に出てきました。
(直訳すると、「学術的な執筆の練習」でしょうか)
今日で3回目です。

この授業は、学部の外国人学生のためのもので、交換留学生や1ゼメスターの学生がほとんどです。
でも中には、既に何ゼメスターか終えた人もいるし、マギスター論文を書き始めるという人もいます。
豊富な語彙で流暢にしゃべる人も結構多いです。
「外国人向けの授業なら楽勝!」なんて最初は楽観視していた私ですが、甘かったです。
先生は割とゆっくりはっきり話すので解りやすいのですが、学生の発言が理解できなかったりします・・・。

初日は、全員での自己紹介の後、「wissenschaftliche Schreibenとは何か」をグループで話し合い。
2回目は、グループ毎に、与えられたテーマに対するレポートの構成を考える、といった感じでした。

3回目の今日のメインは、実際に学術書の目次を参考にして、どういう構成がよいか考えることです。
宿題として、各自本を1冊用意することになっていたので、それに関してまず2,3人で議論しました。どういう構成になっているか、とか、よい構成かどうか、など。
その後何人かが本の紹介をし、先生がそれについて説明します。

たまたま私の持って来ていた本が模範的な構成だということで、私も前にでて本の説明をすることに。
なんとか説明したものの、ドイツ語はしどろもどろでした。
ああ、もっとちゃんとドイツ語の勉強をしないと、と身の引き締まる思いでした(が、いつもすぐ忘れてしまいます)。

最後には、参考文献の記述について練習しました。
どんな情報を、どんな順番で書き、間にはどんな記号を入れ、字体はどうで、など。
そして宿題をもらって今日は終わりです。


さて、午後にはテレコムの人が部屋に来て、やっと電話が繋がりました。
申し込んでから既に1ヶ月ですよ。
本来なら2週間前に来るはずだったのです。

2週間前、「月曜の午後」なんて、何時かわからない約束だったので、とりあえず1時半からずっと部屋で待っていました。
なのに、5時になっても誰も来やしません。
嫌な予感がして電話で問い合わせてみると
「約束なんて入ってないわよ」
と言われました。

やっぱり、と思ったものの、
「でも予約の確認書持ってます」
一応、主張。
すると何分か待たされた後、
「あなたの住んでる建物には、もう電話回線がいっぱいだから、工事をしなくてはならないのよ。だからあと2週間はかかるわね」
そういうことは、申し込んだ時に調べてほしい・・・。
でもテレコムのサービスに関しては、みんな不満なようなので、これが普通なのでしょう。

何はともあれ、今日無事に電話線は繋がれたのでした。
これからはわざわざ公衆電話まで出て行かなくていいんだ(携帯は高いので)、休日わざわざバスに乗ってインターネットカフェに行かなくていいんだ、と思うとちょっと嬉しくなりました。
2004/11/12(Fre)  



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